怖いもの知らずな小学生だった頃

今でこそいろんな悩みに包囲され

半日は能面のように過ごす日々の私だが

45年くらい前

毎日が楽しくて仕方ない小学生だった

 

漫画ベルサイユのばらにハマった時は

クラスのみんなに布教のために貸し出し

ベルばら検定みたいなものを開催

合格者には

自分が画用紙に描いた漫画のワンシーン

有無を言わさず贈呈

ちなみに絵心はまるでない

自分でもフランス革命を調べあげ

勝手に給食時間に発表

 

江戸川乱歩にハマった時は

図書館のすべてを制覇した後

まだ読んでないものを

親に毎週の様に片っ端から

ねだって買ってもらい

しまいには自分で探偵小説を書いていた

 

友達のいじめに加担したこともある

担任が素敵な先生で改心した後は

その子と仲良くなり逆にいじめにあった

誰がしたのかわからなかったので

クラス全員の前で先生に訴えた

いじめはなくなった

 

体が早く成長していたためか

毎回給食係にさせられていたが

給食室で全クラスの給食後の食器を

洗浄機前に準備するという

なぞの手伝いにハマった

 

男子から果たし状をもらい

砂場でウキウキ待っていたら

怖がられて逃げられた

 

後先考えずに行動できたのは

幼かったからでもあるし

ひとりっこで自由だったからかも

 

この歳になって何をまた思い出話?

みたいだが

いつからこんなに心配ばかりして

動けなくなったんだろう

 

私のキラキラした生活は

もう来ないのか

 

てか、なんかハマればいいんじゃ、、、

楽しみないと人生味気ない