中学3年で近眼メガネちゃんだった
でもまだ授業中だけかけていたのが
高校入学の頃には
日常がボヤけ
3メートル離れたら
誰だか判別不能になっていた
いつもかけとく用の
おしゃれなメガネが欲しくなって
親に買ってもらったのは
大都会か西部警察かで
渡哲也さんがかけていた
角刈りヘアの人に似合うグラサン
あれ風な色付き度付きメガネだった
女子高生がなんでやねん
親もよく助言せんやったな
案の定
クラスメイトから陰で笑われるはめに
あ、不良でもツッパリでもなかったから
単に
カッコイイと思っていただけなんだが
その頃はわりと
他人と違うこと平気でしてたし
他人からどう見られるとか
気にしてなかったんだな
ここ20数年間
私は自分らしさを押し殺している
良くも悪くもあれが個性だったのに
あの頃を思い出すと
ほんとの自分を今からでも取り戻したい
このままでは
僕は嫌だ!
なんて
50代半ばにして
中二病を軽くこじらせた感
メンタルは強い
胃腸は弱いけど