人生最終章の覚悟

体が動かせて

大事なとこはボケてなくて

毎日なにかしらのルーティンがあって

心配してくれる誰かがいる

 

実家の父の現状

 

 

暑い日が続いたあたりから

食が細り

言葉も出にくくなった

 

病院に行って点滴を受けようにも

看護師さん泣かせの血管で

体のあちこち針で刺されて

痛々しい痕

 

しばらく入院してくれたら

母の負担が減るんだが

父は拒み、家に帰った

 

心配して普段以上に

あれこれと世話焼きしようとする母

うるさがってキレる父

そのうち

母が疲れる始末

 

いいんじゃないの?

本人が病院に行きたがらないならそれで

 

食べられそうなものを

いろいろ試してもらい

無理強いしない

 

トイレや着替えも自分でできるし

新聞を取りに階段を上り下りできる

 

たまにトイレットペーパーホルダーが

机の引き出しにしまわれたりするけど

 

とりあえず笑っておくことにした

 

 

好きなように

過ごしていいよ

 

母のフォローをしつつ

覚悟を決めている

これからのこと