60代からの悩み多き日常

熟年離婚してから始まる新しい人生

取り柄のない私の中途半端な昔の趣味

子供の頃から

興味のあることにどっぷり沼るわりには

その後あんまり

自分の身にはなっていない私。

 

どれかひとつでも

極めることができていたら

堂々と

趣味なり取り柄なりと

人に言えただろうに。

 

つくづく残念な自分、ひとつご紹介。

 

 

 

 

昔々、田辺聖子さんの「新源氏物語」を読んで

 

 

 

お香に惹かれた。

 

そしてたまたま行ったデパートの京都展で

一冊の本に出会った。

 

 

この本で「香道」を知り

その後に「茶道」「華道」と興味が広がっていった。

 

3つ共、お稽古を始めると

その精神的な修行が

私にとって心地のいいものだとわかった。

要するに、合ってたのだ。

 

お点前の所作の美しさがたまらない茶道

インスピレーションで潔く花材を切る華道

嗅覚を独自の感性で記憶する香道

 

 

特に香道は世間一般でちょっと知られていない。

だからこそ知ってる自分に特別感もあった。

 

 

 

結婚後、封印でおしまい。

あれから30年

もったいないけど

たまに銘のある伽羅を焚く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然東京旅行記 その2

前回の記事でキャリーをUNIQLOで買ったと

 

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無印の間違いです。

 

今のところ、UNIQLOからキャリーは販売されてません。

え?と思われた方がいたらごめんなさい。

 

 

 

さて

東京の私のお宿ですが

娘の家は諸事情がありNGだったので

銀座のホテルに連泊しました。

 

本当は東京タワーが見えるホテルのお部屋とか

夢見ましたが

銀座もなかなかなもんです。

 

チェックインの時にビックリしたんです、

おっきなスーツケースが大量にフロント横に並んでて。

みなさん先に宅配で送るんですかね。

そしてそのほとんどが、外国人観光客の方々でした。

 

銀座の街歩いてみて、

まじでインバウンドすご!と思いました。

 

あと

 

誰もマスクしてないやん!

田舎ほどいまだにマスク厳守です。

私ひとり、ひとりだけ銀座でマスク。

 

そして散歩していて気づいたんですが

地下鉄の駅の間隔が狭くない?

 

実は、新幹線で東京駅に着き、

東京メトロ丸の内線目指して乗り換え、

銀座でまた日比谷線に乗り換えて東銀座で降りたんです。

 

その銀座と東銀座って

歩いたらすぐじゃない。

なんなら見えてるし、

地下道でもつながってるじゃないですか。

 

田舎の感覚だと信じられません。

 

その晩、仕事帰りの娘とご飯の約束だったのですが

歩いてきたと聞いてビックリ。

え?東京駅より向こうの大手町からだよね?

 

「お母さん、あのあたり東京駅周辺」

と、指さされたビル群を見て

わりと近いことを知り笑っちゃいました。

 

田舎もんには楽しくって仕方ありません。

 

銀座価格のパスタを食べ、

翌日以降の予定を話し合い

23時過ぎても明るく

車も人もひっきりなしの

銀座の夜はふけていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然東京旅行記 その1

当分帰省しそうにない娘に会いに

突然ですが東京に行ってまいりました。

 

前回行ったのはコロナの前の年

 

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今回は急に思い立ち、新幹線で行きました。

長時間乗車中、いろいろ考えたいこともあったので。

で、どうせならいっぺんグリーン車に乗ってみようかなと。

だって、一度くらい試してみたいじゃない。

 

列車の指定席の切符なんて何年も取ってないから

ネットで調べるうちに

紙の切符なんてなくても乗れることに驚愕!

スマートEXを使ってみることにしました。

 

これはもしかして

交通ICカードだけで、ピ!ピ!で行けちゃうのか?

この前まではこんな感じだったのに。

 

 

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わが街もやっとICカード使えるようになったのです。

在来線から新幹線乗換もピ!で入れます。

入ったときに利用票を忘れずに取らねばなりません。

車掌さんに見せるもんだと思ってたんですが。

一度もそんな機会はありませんでした。

 

 

わが街にはJRしかないので、

東京で気をつけたのは

とにかく改札入ったらちゃんと出ること。

他社乗換で気を付けるとこです。

ICカードあるあるです。

 

 

話しを新幹線に戻します。

 

グリーン車の値段はありがたいことに

思ってたほど突き抜けた金額ではなく意外でした。

 

正直、座り心地の違いなんてわかりません。

どこの席でもリクライニングは気を使うし、

フットなんとかがあっても足短いから意味ないし。

車内販売も見回りもひっきりなしにやってきます。

 

そんなこんなよりも

外国人の多さに一番ビックリしました。

グリーンの大半が日本語以外の方々です。

東京大阪間は特に。

 

あともう一つ

ベビーカーのまま乗るんですね、知らなかった。

そして車両の前の方の席広いところにそのまま

子供乗せたままでした。

なるほど。

 

周りを観察していて

ハタと気づきました。

私みたいにデカい旅行バッグを担いでる人がいない。

みんな、大なり小なりキャリーバッグ。

軽快に歩いて行ってます。

 

着いて早々、東京のUNIQLOでキャリー買いました。

肩を脱臼するよりましですから。

 

 

あ、ちなみに新幹線グリーン車は悪くなかったです。

おしぼりもらえるし、ゴミ回収してくれるし。

わりと居心地よかったのです。

居眠りせずに風景を見ながら過ごせました。

 

多分、きっと、グリーンだったから。

 

いい体験でした。

 

東京着くまでに

ずいぶん自分自身のアップデートしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の父と母の場合

昨年亡くなった父の事を

憎々しげに語ることはあれど

仏前のお花やお供えのご飯、果物にお菓子など

いつもちゃんとして

 

母って、父を

恨んでなんかいないよなぁと感じる。

 

 

私は知らなかったけど

喧嘩の最中に手を挙げられたこともあったらしい。

浮気も堂々とする父。

離婚するなら立派な有責案件。

 

母は言いたいことははっきり言って

裏表なしのサバサバ性格。

 

昔々は

夫婦喧嘩して娘の奪い合いするほどだったが(笑)

 

そのうち

お互い文句を言い合いながら

程よく発散できるように。

 

 

要するにじゃれ合い

 

笑いが絶えないふたりだった。

 

 

父の病気やぼけが重くなってきてからは

介護する母や私と、もう話しができなくなり

笑いはなくなった。

 

でも

今思い出すのは

あの頃の笑い声。

 

笑いあえて来れたから

きっと

母は父を恨んではいない。

 

 

 

 

 

言いたいこと言い合って

思いっきり笑い合って

そんな夫婦がよかったな。

 

 

 

 

アラカンの髪の毛問題

別居して

とやかく言われる事がなくなり

身なりに気が回るようになりました、少しは。

 

そこで浮上したのが

 

髪、どうしたもんか問題。

 

中学生の頃から白髪あります。

あれは若白髪ってやつでしたが

結婚後はガチのやつです。

 

今まではとりあえず黒に近くセルフで染めていました。

茶髪はチャラく見えるのではと。

昭和のバブル期思考ですね。

 

一か月もたたないうちに

逆プリン。

根元だけを染めれば良いものを

薬剤を余らせずに

全体に塗ってたら

見事にチャラい茶髪に。

 

美容院に行くのを抑えるために

ロングヘアーでしたが

さすがに毛先が傷み

ショートボブに。

 

ラカンに差し掛かった頃には

白髪しか出てこないわけで

しかも伸びるの早いしで

セルフで染めれば染めるほど

髪の毛がパッサパサに。

 

このままシルバーヘアにしようか

 

全体がシルバーになるまでどうしよう

ベリーショートにするしかないのか

 

なんか似合わなそう。

気に入らないヘアーで

おしゃれとか出来そうにないです。

 

シルバーヘアー

今の私にはいろんな意味で無理そうです。

 

ただ、白髪と共存するしかないので

目立ちにくくするために

何とかしなくては。

 

でもって

白髪とパサパサの痛み以外に

気になり始めたことがあります。

 

それは、アホ毛、です。

 

私、最近までよくわからなかったんです。

ずっと、アホ毛って、

漫画に出てくる人物の頭のてっぺんにある、

立ち上がった髪のことだとばかり思ってました。

 

たまたま見たYouTube

アホ毛なおし、なるものを知って、

実際の髪の短い毛が出てボサボサしているのが

アホ毛と言うらしいのも知りました。

 

ボサボサを解消するために

透明マスカラみたいなもので撫でつけて

他の髪の毛にくっつけるようです。

 

そういえば芸能人とかボサボサしてません。

 

で、鏡よく見て唖然としました。

 

私のアホ毛すごすぎる!

 

昔流行ったチェッカーズのツンツンヘアーとは

まったく別ものです。

 

そしてこのアホ毛なおし

前髪セットを崩しにくくできるらしい。

糊付けみたいな感じです。

 

とりあえず

ちりちりに切れて短くなってボサボサの髪に使ってみました。

 

簡単に使えて

匂いもなく、色も付かず

なかなかでした。

 

髪の毛が整ってきれいに見えるのでよかったです。

以上、個人の意見でした。

 

 

ようやく本来のおおらかさでやり直していく

あいさつ文、いらないかもしれない。

ちゃらんぽらんにやってみます。

 

 

前回、あれから万吉さんに願いを託して

事あるごとに万吉爺様に話しかける日々でしたが

 

一昨日、夢に

去年亡くなった父が現れました。

万吉の息子です。

 

夢の中での父は

相変わらず娘にでれでれな

優しい優しいお父さんでした。

 

目覚めた後でもよく覚えています。

 

 

いやもう私アラカンなんだけど

涙出るほどうれしかった。

 

万吉さんばかり頼りにしてたから

ちょっと拗ねたかな。

もっと甘えて欲しかったのかな。

お願いして欲しかったのかな。

 

彼岸の墓参りに行く前日でした。

 

いつもは、母を見守ってねと手を合わせてるけど

この日ばかりは

私の事もよろしくね、お父さん頼むよ、となりました。

 

父は、母に対してはちょいモラハラ夫だったのですが

娘には良き父、優しい父でした。

 

昔々

夫婦げんかして、いったん家を出た父が

引き返してきて

「娘は俺にくれ」と言ったらしいのです。

 

その話を聞いてうれしかったことを思い出します。

 

亡くなってなお有難い存在です。

 

 

私も娘や息子に母親としての愛を

いっぱいあげてこの世を去りたい。

 

これからの私に期待しかないでしょ、ね。

 

ちゃらんぽらん復活の努力

なんだか煮詰まってきたので

三者の強い言葉が欲しくなり

また

占い師さんのところに行ってきた。

 

私の手に触れて

「このままじゃストレスで早死にするよ!」

「いろいろ考えすぎ」

「まじめすぎ」

「もっと、おおらかに考えたら」

 

なんの事前情報もなく言われた。

 

悩み、不安、心配から

あらゆるリスクを考えて

固まってしまい

占いに頼って来た、

そんな人物に見えたのか。

 

 

私はもともとは

いい意味でおおらか、

悪い意味でちゃらんぽらんだった.はず

 

 

いつからこうなったんだ?

 

思い当たることはただ一つ

 

だから、この別居は大正解だと言われた。

これで合ってるんだから

あとは気長に離婚を待てばいい、て

 

うん、まあそうよね

わかってるんだけどさ

 

顔色で悟った占い師さん、

ちゃらんぽらんなご先祖様にお祈りして」

 

 

ちゃらんぽらんて、、、、

 

あ!

いました!

心当たりある!

父方の祖父の

万吉さん

 

 

父に言わせると

ちゃらんぽらんな、とんでもない親だった」

て話だったけど

私には優しい爺様だった。

 

よし、万吉さんよ、

少しだけ

私にお力を!

 

気持ちが軽くなる

ちゃらんぽらんさ

私に戻ってくるように

お頼み申す。

 

てなわけで

毎日万吉さんと会話する日常。